「洗濯船」は、本屋だけでなく、アトリエ入居者を探している山小屋のような古民家シェア拠点です。
家の中がからは、北アルプスも見え、安曇野らしさを体感できる場所です。元々は登山に来る方が泊まりに来る施設だったとか。
今回は、三郷にできた「洗濯船」を紹介します。
ただの本屋じゃない?「洗濯船」

懐かしさを感じる古民家の玄関先に、そっと掲げられた「本」の文字。
三郷にある「洗濯船」には、現在ふたつの小さな本屋さんが並んでいます。
ふと顔を上げれば、後ろには雄大な北アルプスの山並み。

静けさとぬくもりに包まれたこの場所で、本と人との出会いが静かに生まれています。
どこか懐かしさを感じる風景に、思わずホッとひと息。
敷地内には2台分の駐車スペースもあるので、車での訪問も◎。
「洗濯船」の店内は?

早速中に入って見ましょう。玄関は靴を脱いで上がります。
中には、本屋さんとシェアスペースがあります。

シェアスペースは、300円ほど払うと部屋で作業もできるそうです。Wi-Fiはありませんが、集中したいと訪れる方もいるそうです。
お茶などを持ち込んでもよいそうです。

廊下には薪ストーブが置かれています。
冬場は暖を取りながら、安曇野らしい景色を楽しめそうです。
「洗濯船」の本屋さん
次に本屋さんを紹介しますね。大きな本屋さんがなくなり、最近は小さな本屋さんが増えてきましたね。
「洗濯船」にはどのような本屋さんがあるのかワクワクしますね。
むこうみね書店

「洗濯船」に入ってすぐにあるのが、むこうみね書店さん。
人文・思想、文学、エッセイ、芸術、演芸などさまざまなジャンルの本が置かれています。
ふっとどこかにタイムスリップでもした気分になりますね。

目当ての本を探したり、ピンとくる本を探して見たり、本屋さんをうろうろするのって楽しいですよね。
古本もあれば、新本もあります。
本と旅 ハンガイブックス

奥に進むと、「本と旅 ハンガイブックス」さんがあります。
海外協力隊でモンゴルに行かれていた方が担当する本屋さんです。

モンゴルの様々な小物も置いてあります。
ジャガイ占い。羊のくるぶしで占いをするそうですよ。

こちらは、塩やチーズの加工品が並んでいました。モンゴルでは、カッテージチーズを乾燥させて冬に食べるそう。
チーズを乾燥させるって考えたことがなかったので、新しい発見となりました。
「洗濯船」で本とチーズをテイクアウト

ふと目のあった猫語の本。
家の猫の言葉も解明して本にしたら面白いかも……。
誰かの考える猫たちの声。聞いて見たくなりました。
乾燥させたカッテージチーズは、飴のように馴染ませながらいただきました。赤ワインと合うチーズです。
「洗濯船」の店舗情報

「洗濯船」の本屋さんがオープンしているのは週に3〜4日ほど。週末はオープンされていることが多いです。※営業日は公式Instagramで確認してください。
運営をされているのは、松川村の深々book&stayのオーナーさん。
どこか懐かしい雰囲気の「洗濯船」。シェアハウスのアトリエ入居希望受付中だそうです。夏の拠点に借りてみるのも面白そうです。
久しぶりに本を手に取って、のんびりと過ごしたい方はぜひ訪れて見てください。
基本情報
店名:洗濯船
住所:長野県安曇野市三郷温6361-1
営業日:週3〜4日ほど(火・金・土・日など)※確認してから伺ってください。
営業時間:13:00〜18:00 月に一度20:00まで営業
駐車場あり
公式Instagram